はじめまして、京都の西大路七条の鍼灸整体院、なかやま鍼灸整体院の院長 仲山竜一郎です。

慢性的な頭痛や肩こりがある
手や足ににしびれや鈍痛がある
めまいやふらつきがある
ストレートネックでしびれが出るのか?疑問がある

なんてことはありませんか?

原因はよく分からないが、慢性的に頭痛や首肩のこりがあったり、めまいやふらつき、手や足のしびれあり病院にいくとストレートネックだと言われたがどうしてよいものか分からなくて不安になることがあると思います。

ストレートネックからくる症状を改善していく方法はあります。

手や足のしびれなんかもストレートネックが関係していることもあります。

そこで、今日はストレートネックと手や足のしびれの関係について

現役、整体師であり鍼灸師である私が、できるだけ具体的にご紹介していきたいと思います。

ストレートネックからくる手や足のしびれを改善するにあたり、参考にして頂けたら幸いです。

ストレートネックとは

ストレートネックは、頚椎のカーブが真っすぐになってしまった状態でレントゲン上でみた頚椎の形状のことで病名ではありません

正常の頚椎には30度~40度のカーブ(生理的湾曲)がありますが、ストレートネックはその頚椎の生理的湾曲が30度以下になっている状態です
パソコンやスマホの普及に伴い、子供からから大人まで幅広い年齢でストレートネックになっている方が増加しています。

頚椎の生理的湾曲が30度以下になると、正常な生理的湾曲がある場合に比べどうしても頚椎に負担がかかってきます。

そのために、デスクワークやスマホ操作や頚椎に負荷のかかる動作を続けていると頚椎の椎間板や骨にストレスがかり、ストレートネックから様々な症状があらわれてくることがあります。

なので、ストレートネックだからといってしびれが生じるのではなく、ストレートネックだと頚椎ヘルニアや頚椎症などの神経圧迫を受ける疾患に移行しやすいということになります。

ストレートネックの症状

ストレートネックは、頚椎に負担がかかりやすい状態であるため様々な症状を呈します。

頚椎は、7つの椎骨で構成されています。その7つの椎骨と椎骨の間からは神経がでており手足や下半身にも影響する重要な神経が頚椎には集まっているので、頚椎に負担がかかりつづけると手や足の鈍痛やしびれなどの神経症状も出てきます。

また、後頭骨と頚椎一番と頚椎二番に歪みが生じると「脳幹」を圧迫し、脳幹の機能低下がおこります。

脳から全身への正常な伝達が妨げられるため、全身の様々な症状が生じます。

ストレートネックは、主に慢性的な頭痛、首の痛み、肩こり、手のしびれ、よく寝違いになるなどの症状があります。

他には、
 胸鎖乳突筋の緊張
 お腹の調子が悪い
 首を動かすとめまい、ふらつきが起こる
 車酔い
 不眠や寝つきが悪い
 顎関節症
 自律神経失調症

また頚椎での椎骨動脈圧迫により脳梗塞や脳内出血、クモ膜下出血などのリスクも生じるといわれています。

このように、頚椎や上半身以外にも様々な症状が現れるのは、頚椎の問題が脳からの伝達に不具合をもたらすため全身に影響してきます。

ストレートネックからくる手足のしびれの改善法

ストレートネックの場合、普段の日常生活での姿勢が大切になってきます。

姿勢でよく言われるのが猫背ですが、ストレートネックの方は同時に猫背になっていることがほとんどです。

なので、頚椎に負担がかかってしまうストレートネックを改善していくためには、普段の姿勢に気をつけることが重要です。

とはいえ、背筋をピンと伸ばした状態を保っているとかなりしんどいのが現実です。逆に、背筋をピンと伸ばした状態を保っていると腰や背中の緊張を生み肩こりや腰痛の原因になりかねません。

そこで、長時間同じ姿勢をしなければならないデスクワークやスマホ操作の時に
 こまめに姿勢を変える
 胸を開くストレッチをする
 腕を外に捻っていく
 座布団をひいたり、はずしたりする
 足元に台を置いて、足を上げたり降ろしたりする

など、長時間同じ姿勢のままにならないようにすることをおススメします。

他には猫背やストレートネックを改善してくれる整体院や鍼灸院やカイロやオステなどの民間療法も選択肢の一つとしてもっておくことも良いと思います。

もし、完全に手や足にしびれが出てしまっている状態でしたら頚椎ヘルニアや頚椎症の疑いがあるので一度、病院や医療機関で検査した方が良いでしょう。

病院での治療法は、軽度の場合は保存療法や理学療法で牽引療法、温熱療法、電気療法などがおこなわれます。

他には、肩や腕へのしびれや鈍痛などがひどい場合は、ブロック注射(星状神経ブロック)やレーザー椎間板減圧術(PLDD)などがおこなわれる場合もあります

重度になってくると、内視鏡頚椎椎間板ヘルニア摘出術(PECD)などの手術療法がおこなわれます。

かなり症状が進行し、排便排尿障害や著しい筋力の低下による歩行困難がある場合は、手術も視野に入れて考えた方が良いでしょう。

しかし、それ以外の状態であれば手術以外の方法で改善する可能性も十分にあります。

鍼や整体などでもストレートネックの問題を改善しつつ、頚椎ヘルニアや頚椎症に対して施術をしかなりの効果を上げている施術院もあります.

ただし、病院での手術同様、各先生の技術レベルで大きく差があるのも事実です。

追伸

ストレートネックからくる手や足のしびれを改善するためには、当然ですがストレートネックの治療が必要になります。

特にストレートネックから頚椎ヘルニアや頚椎症など神経を圧迫している状態に移行している場合は、手術も考えられるかと思いますが、手術以外の方法(民間療法である鍼や整体)でも改善への導くことができる可能性も十分にあります。

ただし、手や足のしびれ排便排尿障害や歩行障害が出ている場合は手術も視野に入れて考えた方が良いでしょう。

当院でも、ストレートネックのお悩みに対応しています。ご相談受け付けておりますので、是非お声がけください。


なかやま鍼灸整体院 院長 仲山竜一郎
資格:鍼師、灸師、柔道整復師
修得:整体術、鍼灸、上部頚椎、カイロプラクティック、オステオパシーなど
 
京都で鍼灸整体院をさせてもらっています。