はじめまして、京都の西大路七条の鍼灸整体院、なかやま鍼灸整体院の院長 仲山竜一郎です。

慢性的な肩こりがあり、夜眠ろうと思って布団に入ってもなかなか寝付けない、逆に日中は異様に眠たくなるなんてことはありませんか?

そうなると日中の活動したい時にできず、眠りたい時に眠れず、精神的にも疲れてきますよね。

そういった場合は、肩こりを解消することで良質な睡眠を確保することができるかもしれません。

今日は肩こりと睡眠について

現役、整体師であり鍼灸師である私が、できるだけ具体的にご紹介していきたいと思います。

肩こりからくる睡眠の不具合を改善するにあたり、参考にして頂けたら幸いです。

自律神経と睡眠

人間の身体を支配している神経は、大きく分けると脳脊髄神経と自律神経があります。

 脳脊髄神経
手足を動かしたり、顔を右に向けたり、痛みを感じたりする神経で、主に自分の意思で出来る事を支配している神経系です。


 自律神経
交感神経と副交感神経を合わせて自律神経といいます。

脳や脊髄に中枢がある神経で、内臓や血管など自分の意思ではコントロールできないところを支配している神経系です。

睡眠はこの自律神経との関わりが深いです。

交感神経が優位の状態が続くと、夜は布団に入っても寝つきが悪くなかなか眠れないが、日中は眠くなります

電気でいうとスイッチがONの状態になったままでOFFにしようと思ってもならない状態だと考えてください。

この自律神経が乱れる要因として

・生活リズムが乱れる
・過度なストレスを抱えいる
・急な環境の変化
・女性ホルモンの乱れ
・頚椎の歪み、ズレ


ということが考えられます。こういった要因で、自律神経が乱れると眠れなかったり、日中にいように眠くなったりします。

肩こりと睡眠の関係

慢性的な肩こりがあると、首周りや肩周辺の筋肉の血流も低下している状態が続きます。そういった状態が続くと頚椎の柔軟性もなくなり、頚椎にズレや歪みを生じることがあります。

特に後頭骨ー第1頚椎ー第2頚椎のバランスが崩れると、脳幹の通り道を圧迫してしまうので、脳幹の機能低下をおこしてしまいます

脳幹は、生命活動に必要な働きの指令を行っているところなので、そこの機能が低下すると様々な不具合が生じます

なので、首や肩がこりすぎると、首から上の血流が低下し、脳幹を圧迫してしまうので、自律神経の働きが悪くなり機能低下を起こします。

その結果、上手に睡眠スイッチのONとOFFが上手にできず、不眠や日中の眠気が生じることになります。

他にも、最近ではスマートフォンのやり過ぎによるスマートフォン症候群なども自律神経が乱れる原因となっています

肩こりからくる睡眠の改善法

肩こりからくる睡眠の改善法で、自宅などご自身で出来る事は、まず肩こりを解消し血流を良くする目的で

・ストレッチ
・ゆっくりと入浴する
・カイロやホットパックで温める
・バランスの良い食事
・適度な運動


などがあります。他にストレス解消も改善には重要です。

・呼吸法をする
・リラックスする
・カラオケで大声を出す


など、ストレス解消法は人によって違うので、ストレスを発散できることを行います。

他には、家専門的に肩こりや首こりを改善し、頚椎の歪みやズレを整え脳幹からの流れを良くしてくれるところで施術を受けるのもよいでしょう。 

追伸

ただの肩こりと放っておかれがちですが、肩こりから関連していき良質な睡眠の妨げとなることもあります。

なので、生活習慣を変えたり、食事のバランスを良くしたりしながら日常生活レベルで改善していくと良いでしょう。

どうしても時間が取れない場合や、なかなか睡眠のバランスが改善してこない場合は、専門的に肩こりや首こりを改善し、頚椎(特に第一頚椎、第二頚椎)の歪みやズレを整えてくれるところで施術を受けることをおすすめします。

当院でも、肩こりからくる睡眠のお悩みに対応しています。ご相談受け付けておりますので、是非お声がけください。

なかやま鍼灸整体院 院長 仲山竜一郎
資格:鍼師、灸師、柔道整復師
修得:整体術、鍼灸、上部頚椎、カイロプラクティック、オステオパシーなど
 
京都で鍼灸整体院をさせてもらっています。