はじめまして、京都の西大路七条の鍼灸整体院、なかやま鍼灸整体院の院長 仲山竜一郎です。

慢性的な肩こりがあり、最近、歩いていたり何か動くと、息苦しいことがあったり動悸がしたり大きく息が吸えないなんてことはありませんか?

そうなると、どこか悪くなってしまったんだろうか?原因はなんだろう?と不安になったりすることがありますよね。

このように、長年の肩こりがあり、息苦しかったり動悸がしたりする時は、肩こりが原因の可能性もあります。

今日は動悸の原因について、そして「肩こりと動悸の関係」について

現役、整体師であり鍼灸師である私が、できるだけ具体的にご紹介していきたいと思います。

肩こりと動悸を改善するにあたり、参考にして頂けたら幸いです。

動悸とは

動悸は、突然ドキドキして、心臓の動きが速くなるのを自分で感じる。または、ドクンっと、大きな拍動を自分で感じるといったものです。

動悸は心臓の拍動の変化を自分で感じます。

心臓の拍動が速くなる、心臓の拍動を強く感じる、脈が乱れるなどの症状があらわれます。

動悸の原因

動悸の原因は、一時的におこるものと断続的におこるものによって大きく2つに分けられます。

一時的におこるもの→体調不良や精神的緊張や不安
断続的におこるもの→心臓などなんらかの疾患がある

 一時的におこるもの
過度の緊張や不安、飲酒、カフェインの過剰摂取、睡眠不足、喫煙、ストレス過多により一時的に動悸が生じるものです。

肩こりからくる動悸もこの一時的におこる動悸の中に入ります。


 断続的に起こるもの
断続的に動悸や苦しさを感じる場合は、何らかの病気の前兆症状かもしれません。
そのうち治るだろうと自己判断せず、動悸を断続的に感じる場合は早い目に医療機関での診察を受けてください。

(心臓の病気)
・狭心症
・心筋梗塞
・心不全
・心弁膜症
・心肥大
・不整脈
・胸部大動脈瘤
など

(それ以外の病気)
・甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
・貧血
・低血糖
・更年期障害
・生理前症候群(PMS)
・エコノミークラス症候群
・褐色細胞腫
・うつ病、パニック障害
など

動悸を伴う疾患は多いです。その他に薬の副作用で動悸が起こる場合もありますので、薬を服用されている方は、かかりつけのお医者さんに相談してください

至急 病院に行った方が良い場合

動悸に伴い、めまいやふらつき、呼吸困難がある場合と強烈な胸の痛みや左肩(左肩甲骨辺り)の痛みがある場合は、一時的に症状が治まったのとしても至急、救急車を呼んで、病院に行ってください

重度の心疾患である可能性が非常に高いので、迷わず病院に行ってください

動悸で病院に行く場合何科に行けば良いのか?

まずは、循環器科を受診してください。

この時に、病院の先生に
「いつから動悸を感じていたか?」
「たまに起こるのか?断続的に起こるのか?}
「どれくらいの頻度で起こるのか?」
「どういった時に動悸がするのか?」
をメモしておき、伝えると診察がスムーズに進みます。

急に聞かれると忘れていたり、あやふやな記憶だったりすることもあるので事前に準備しておくと良いでしょう。

なぜ、肩こりから動悸が生じるのか

では、本題に入ります。

なぜ?肩こりと動悸が関係あるのか?ということですが、これも大きく分けて2つの理由があります

 交感神経優位によるもの
一時的な動悸がする時は自律神経が緊張していることが多いです。

この時、交感神経が優位になります。

スイッチがONの状態になりっぱなしでオフにならない状態だと思ってください。

そうすると、リラックスできずに筋肉も緊張状態にあるので肩がこってくるという訳です。


 肩こりから動悸が起こる
肩こりが酷くなると、脳へ血液を送っている血管の流れも悪くなり脳への血流が低下します。

そうなることで、脳幹の働きが低下し動悸をはじめ色々な不具合が生じます。

たかが肩こりとあなどってはいけません

更に、姿勢も猫背や肩が前に巻き込んでくるので、肺に呼吸が入りにくくなり息苦しさや動悸が生じます。

肩こりからくる動悸の改善法

まず、ご自宅で出来ることは

アルコールやカフェインを飲み過ぎていると思われる方は量を減らしてください。

その他にストレスを解消すること。これは、非常に難しいところではありますがお風呂にゆっくり入るなど、ご自身のストレスを解放できることをしてください。

病院や整骨院や整体院などの医療機関を受診して、頚椎を整え、筋肉を緩めるという処置をおこなってください。

追伸

上記で解説したような、突然の胸痛や肩の痛み、ひどいめまいやふらつき呼吸困難を伴うような動悸がある場合は、速やかに病院で受診してください。

それ以外の場合は、各医療機関で原因をみつけ、早い目に処置をおこなうことをおすすめします。

動悸は、そのうち治るだろうと自己診断で放っておかずに早い目に対処してくだい。

肩こりから動悸が起こっている場合は、薬とかより身体や内臓のバランスを整えることで解消していきます。

当院でも、肩こりからくる動悸に対応しています。ご相談受け付けておりますので、是非お声がけください。

なかやま鍼灸整体院 院長 仲山竜一郎
資格:鍼師、灸師、柔道整復師
修得:整体術、鍼灸、上部頚椎、カイロプラクティック、オステオパシーなど
 
京都で鍼灸整体院をさせてもらっています。